鈴鹿亀山薬剤師会では,次の薬局向けに疼痛緩和で使用するディスポーザブルの自動注入器および注射薬を通常備蓄していますので小分け購入や院外処方薬としてご活用ください。
 なお,通常備蓄注射薬は,鈴鹿市医師会の在宅登録医会及び地域の中核医療機関を対象とした注射薬実態調査及び保険医療機関及び保険医療養担当規則第20条の四注射のロ「注射を行うに当たっては,後発医薬品の使用を考慮するよう努めなければならない」との規定を踏まえて選定しました。
 詳細につきましては,鈴鹿亀山薬剤師会事務局の薬剤師在宅訪問サポート相談窓口(☎059-381-2233)に照会をお願いいたします。

鈴鹿亀山薬剤師会の通常備蓄医療機器(ディスポーザブル注入ポンプ)

 鈴鹿亀山薬剤師会では,緊急使用時に備えて,在宅における鎮痛療法または悪性腫瘍の化学療法を行っている在宅の患者さまに対して使用する携帯型ディスポーザブル注入ポンプを備蓄し,会員薬局で使用する体制を整備しています。ご利用にあたっては、無菌調製の関連もございますので鈴鹿亀山薬剤師会(☎059-381-2233)にご相談ください。また注入ポンプを使用するときは,鈴鹿亀山薬剤師会でも支援させていただきますが、処方先の薬局と連携して対応していただきますようお願いします。

1.NIPROシュアーフューザーA

【名称】
高度管理医療機器 加圧式医薬品注入器 シュアーフューザーA(自動ロック解除型PCAセット:注入ライン一体タイプ)
【製品仕様】 <バルーン容量>        100mL
       <持続注入量>         1.0mL/hr
       <ロックアウトタイム(PCA)> 30分
       <追加投与量(PCA)>     1.0mL
【用法及び用量】
  本品は疼痛管理、抗癌剤投与を主目的として、持続的に薬液を注入する装置である。患者管理無痛法用注入器(PCA(Patient Control Analgesia)装置)を附属する。

2.DIB-PCAシステム

【名称】
高度管理医療機器 加圧式医薬品注入器 DIB-PCAシステム
【製品仕様】 <バルーン容量>        50mL
       <持続注入量>         1.0mL/hr
       <ロックアウトタイム(PCA)> 30分
       <追加投与量(PCA)>     1.0mL
【用法及び用量】
 本品は滅菌済みなので、開封後ただちに使用できる。
 注)本品は薬液(鎮痛剤・麻酔剤)をバルーンに封入し、このバルーンの一定の収縮力を細管(流量制御用)を利用して翼状針やカテーテルを介して硬膜外又は静脈にバルーン内部の薬液を持続的に注入する。患者管理無痛法用注入器(PCA(Patient Control Analgesia)装置)を附属する。

鈴鹿亀山薬剤師会の通常備蓄注射薬

 鈴鹿亀山薬剤師会では,次の注射薬を通常備蓄し、院外処方時に薬局での小分け購入などに活用しています。ご利用にあたっては、各薬局のご相談ください。これ以外の注射薬(C104 在宅中心静脈栄養法指導管理料及びC108 在宅悪性腫瘍等患者指導管理料等で使用する注射薬を含む)を院外処方されるときは,処方先の薬局と連携して対応していただきますようお願いします。

1.維持(3号)液:(後発)ソルデム3A輸液500mL

【先発品】
ソリタ-T3号輸液
【後 発】
YD-ソリタ-T3号輸液,ハルトマン-G3号輸液,ヒシナルク3号輸液,ユエキンキープ輸液
【効能又は効果】
経口摂取不能又は不十分な場合の水分・電解質の補給・維持
【用法及び用量】
通常成人,1回500~1000mLを点滴静注する。投与速度は通常成人1時間あたり300~500 mL,小児の場合,1時間あたり50~100 mLとする。なお,年齢,症状,体重により適宜増減する。

2.末梢静脈栄養用輸液製剤:ビーフリード輸液500mL

【効能又は効果】
下記状態時のアミノ酸,電解質,ビタミンB1及び水分の補給
・経口摂取不十分で,軽度の低蛋白血症又は軽度の低栄養状態にある場合
・手術前後
【用法及び用量】
用時に隔壁を開通して上室液と下室液をよく混合する。通常,成人には1回500mLを末梢静脈内に点滴静注する。投与速度は,通常,成人500mLあたり120分を基準とし,高齢者,重篤な患者には更に緩徐に注入する。
なお,年齢,症状,体重により適宜増減するが,最大投与量は1日2500mLまでとする。

3.注射用抗菌薬:(後発)セフトリアキソンナトリウム点滴用1gバッグ

【先発品】
ロセフィン点滴静注用1gバッグ
【効能又は効果】
<適応菌種>
セフトリアキソンに感性のブドウ球菌属,レンサ球菌属,肺炎球菌,淋菌,大腸菌,シトロバクター属,クレブシエラ属,エンテロバクター属
セラチア属,プロテウス属,モルガネラ・モルガニー,プロビデンシア属,インフルエンザ菌,ペプトストレプトコッカス属,バクテロイデス属
プレボテラ属(プレボテラ・ビビアを除く)
<適応症>
敗血症,咽頭・喉頭炎,扁桃炎,急性気管支炎,肺炎,肺膿瘍,膿胸,慢性呼吸器病変の二次感染,膀胱炎,腎盂腎炎,精巣上体炎(副睾丸炎)
,尿道炎,子宮頸管炎,骨盤内炎症性疾患,直腸炎,腹膜炎,腹腔内膿瘍,胆のう炎,胆管炎,バルトリン腺炎,子宮内感染,子宮付属器炎,子宮旁結合織炎,化膿性髄膜炎,角膜炎(角膜潰瘍を含む),中耳炎,副鼻腔炎,顎骨周辺の蜂巣炎,顎炎
【用法及び用量】
○成人
1.通常,1日1~2g (力価) を1回又は2回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。
2.難治性又は重症感染症には症状に応じて1日量を4g (力価) まで増量し,2回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。
3.淋菌感染症については,下記の通り投与する。
1)咽頭・喉頭炎,尿道炎,子宮頸管炎,直腸炎:通常,1g (力価) を単回静脈内注射又は単回点滴静注する。
2)精巣上体炎(副睾丸炎),骨盤内炎症性疾患:通常,1日1回1g (力価) を静脈内注射又は点滴静注する。
○小児
1.通常,1日20~60mg (力価)/kgを1回又は2回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。
2.難治性又は重症感染症には症状に応じて1日量を120mg(力価)/kgまで増量し,2回に分けて静脈内注射又は点滴静注する。
○未熟児,新生児
1.通常,生後0~3日齢には1回20mg (力価)/kgを1日1回,また,生後4日齢以降には1回20mg (力価)/kgを1日2回静脈内注射又は点滴静注する。
2.難治性又は重症感染症には症状に応じて1回量を40mg(力価)/kgまで増量し,1日2回静脈内注射又は点滴静注する。ただし,生後2週間以内の未熟児・新生児には1日50mg (力価)/kgまでとする。
注1)バッグ品の投与に際しては,用時,添付の溶解液にて溶解し,静脈内に点滴注射する。
注2)点滴静注は30分以上かけて静脈内に注射すること。
注3)本剤を投与する場合は,カルシウムを含有する注射剤又は輸液と同時に投与しないこと。[国外において,新生児に本剤とカルシウムを含有する注射剤又は輸液を同一経路から同時に投与した場合に,肺,腎臓等に生じたセフトリアキソンを成分とする結晶により,死亡に至った症例が報告されている。]カルシウムを含有する注射剤又は輸液との配合により混濁等の変化が認められたとの報告があるので,配合しないこと。

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