鈴鹿回生病院の自動車の運転等危険を伴う作業に関する薬学的指導についてご案内します!

 酷暑の頃ですが、会員の皆さまにはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて、悲惨な交通事故が増加する昨今、鈴鹿回生病院では、改めて服用薬の自動車運転に関する使用上の注意喚起を行うこととなり、薬局にも下記のとおり、服薬指導の徹底の依頼がありました。 つきましては、ご確認のうえ適切な対応をしていただきますようお願い申し上げます。
                             一般社団法人鈴鹿亀山薬剤師会
                    記

                                     2019年8月7日
 保険調剤薬局各位
                                   鈴鹿回生病院
                                     薬事審議会
                                     薬剤管理課
   自動車の運転等危険を伴う作業に関する薬学的指導について
 平素より院外処方せんの応需ならびに医薬品適正使用にご協力いただき、有り難うございます。
 総務省「医薬品等の普及・安全に関する行政評価・監視結果に基づく勧告」を受けて、厚生労働省は平成25年5月29日に、添付文書の使用上の注意に自動車運転等の禁止等の記載がある医薬品を処方又は調剤する際は、医師又は薬剤師からの患者に対する注意喚起の説明を徹底させることとの通知を発出しました。また、平成26年6月12日施行の薬剤師法第25条の2の改正により、薬剤師の患者に対する薬学的指導義務があります。
 このような背景と最近の高齢者による自動車運転による事故が増加していることを踏まえて、鈴鹿回生病院では2019年8月14日(水)から院外処方せんの右下に「自動車運転等に制限のある薬剤が処方されている場合には、患者さんへの服薬指導をお願いします」との印字を開始し、当院採用の「運転注意薬剤リスト」をホームページに掲載することにしました。保険調剤薬局におかれましては添付文書の「警告欄」および「使用上の注意」の欄に高所作業や自動車運転等危険を伴う作業等に関する様々な記述がありますので、再度ご確認いただきますようお願い致します。
 既に保険調剤薬局においては必要な患者さんに対して、自動車運転等に関する指導をされていることと存じますが、添付文書上の記載内容をもとに、患者さんの状態や併用薬、生活状況などを考慮の上、説明・指導をお願い致します。
                        連絡先:鈴鹿回生病院薬剤管理課
                     電話059.375-1321 FAX  059-375-1389

download 平成25年5月29日厚労省課長通知「自動車運転等の禁止薬関連」 PDF

2019年8月14日(水)以降の鈴鹿回生病院の処方せんの見本

Rp-rei

鈴鹿回生病院ホームページの「運転注意薬剤リスト」サイト

注)サイトの下段にあります。

運転注意喚起文書の事例

download 自動車運転注意文書(例) Word